魔法の絨毯
我が家はこの春にお引越しをしました。
新居に引っ越して5ヶ月。
時間をかけて探した末に、納得のいくとてもお気に入りのラグをリビングに購入したのは2ヶ月前。
敷いた瞬間から「ピッタリ〜♡」と長らく大切にしたい意志がより高まったこのラグ。
だけど6歳の娘のいる我が家は、早速に当然ながら汚れが付きました。
気付けば4箇所に数滴の桃の果汁が染み付いていました。
犯人は娘と夫。
「できるだけ食べるのはダイニングでお願いね」と言っても、時にはラグで寛ぎながら食べちゃうこともあって。
やられちゃいましたよ。
「まぁ、それも我が家の歴史か」とできる限りの染み抜きを試みてスルーしておりました。
そしたら昨日のこと。
夫が突然に「ラグ、漂白しといたから汚れ取れたで」と得意気に言ってきたのです。
「え???」今なんて言いました???
「ひょ、ひょ、漂白剤ーーー!!!」
もう、ひっくり返りました。
みるみるうちにほんの数センチの薄い染みだったところが、黄色くやけてきました(ToT)
もう、泣く。
夫はきっと私がとても気に入っていることも知っていたし、汚してしまった罪悪感もあったのでしょう。
悪気はないのは分かるけれど。。。
このまま使うしかない?
でもあまりにも染みが目につく。目立ちすぎる。
でもこのまま使う?やだやだ。
そんな自問自答をしていました。
何とか解決策がないかと、ネットで調べて見つけた一件のラグ専門店。
ラグをクリーニングする技術にも自信がある!と、書かれていました。
一筋の光を見つけた思いで問い合わせたところ手応えあり。
電話で連絡をしたら、汚れの経緯を聞かれた後にメールで写真を送りました。
写真を確認した直後、再度電話連絡を取り合うと
「これなら恐らく自社の薬品で消せるでしょう。ご納得いくところまで染み抜きができた場合にのみお支払いください。ご納得いただけない時はお代金はいりません」
その様に話されました。
また、ラグのクリーニングには専門の技術者がいらっしゃって、今日中に持っていけばその技術者にすぐクリーニングしてもらい、5日後には受け取れるとのこと。
今日を逃すと明日の晩には技術者の方が海外へ発たれるので、しばらくは保管されてからの対応になると。
それを聞いて、すぐ様夫に届けてもらいました。
ラグの染み抜きが上手くいくことを願います。
そして、今回のことでこの様に高い技術を持ち、結果のある対応にしかお代はいただきませんとおっしゃられる様な、心ある真の仕事をなさってるお店、技術者の方に出会えたことにとても感動しております。
きっとこのラグは我が家にとって魔法の絨毯。